アマミノクロウサギ観察小屋

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アマミノクロウサギ観察小屋の紹介

特別天然記念物アマミノクロウサギの観察小屋


世界自然遺産化登録に向けても後押しとなる、特別天然記念物のアマミノクロウサギの観察小屋です。

アマミノクロウサギは「生きた化石」とも呼ばれます。生息地は世界中で徳之島と奄美大島のみです。

本州や九州、四国などに住むノウサギや、ペットとして有名なアナウサギとはまるで異なる進化を遂げてきました。

この小屋では、野生のアマミノクロウサギが実際に動いている様子を動画で見ることができます。

アマミノクロウサギ観察小屋の見どころ

島民も知らない!?活動の様子が見られるのはここだけです。


アマミノクロウサギは徳之島全土で推定200羽ほど生息していると言われていますが、自然界での生息を大切にしているため、正確な数は分かっていません。
歴史上、最初に文献に登場するのは1850年の『南島(なんとう)雑和(ざつわ)』です。1900年には新種として登録され、学問の世界で知られるようになりました。
1921年には動物として初めての国の天然記念物になりました。さらに1963年には特別天然記念物に格上げされました。
これは学術上、特に価値が高いということを示しています。


2004年には国内希少野生動植物としても登録されています。
交通事故や森林伐採、野生の犬や猫に襲われることなどによって、アマミノクロウサギは生存が難しくなってきています。
もともと徳之島には野生の猫はおらず、人間がペットとして飼育していたものを遺棄したことから野良化が進みました。
それまでは個体として天敵がいなかったことから、アマミノクロウサギは生存競争の上では弱者です。
ノウサギに比べて耳が短いことも、危険を察知する上で不利だとされています。
徳之島では、島内一丸となって野良猫対策事業を行うなどして、アマミノクロウサギの保護に取り組んでいます。


アマミノクロウサギ観察小屋への訪問は、事前に電話予約が必要となります。(一団体につき観覧料500円)
予約した日時に天城町役場から職員と同行するので、道が不安な方でも安心して行くことができます。
天城町役場は空港や平土野港から近く、平土野(へとの)の中心地にあります。
また、観察小屋のある当部(とうべ)集落は、古くから泉(いじゅん)や日本一大きなどんぐりのなるオキナワウラジロガシで有名な地域です。
観察小屋といっしょに、当部や平土野の町を散策してみるといいでしょう。

今日も島のどこかで迷子中。:ちる。

アマミノクロウサギ観察小屋の情報

スポット名 アマミノクロウサギ観察小屋あまみのくろうさぎかんさつごや
住所  鹿児島県大島郡天城町当部字大井久479-2
管理者 天城町企画課
電話番号 0997-85-5178
料金(入場料等) 500円(前日までに要予約 0997-85-5178)*但し土・日・祝日は電話はつながりません
定休日 予約状況による
駐車場の有無 有り30台
その他設備
  • 無し
アクセス 天城町役場から車15分/徳之島子宝空港から車20分

アクセスマップ

アマミノクロウサギ観察小屋