犬田布岬

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犬田布岬の紹介

広く碧い海、そびえる慰霊塔、自然の美しさと歴史を感じられる場所


犬田布岬は伊仙町役場から西へ車で約15分
徳之島の最西端、島の南西部の東シナ海に三角形に突き出した琉球石灰岩の海蝕崖の岬。奄美群島国立公園の一部であり、奄美十景のひとつにも選ばれています。
高麗芝の広場には戦艦大和の慰霊塔がそびえ立ち、4月7日には慰霊祭が執り行われ、ご遺族をはじめ多くの人々が集まり、祈りをささげ、平和を誓う場所でもあります。

犬田布岬の見どころ

切り立つ断崖と広大な海。なだらかなスロープの先にそびえる慰霊塔。


なんといっても雄大な景色のコントラスト180度に広がる紺碧の海と鋭く切り立つ断崖。海の広々とした豊かさとギザギザと鋭い岩の厳しさの対比が魅力です。
駐車場から整備されたスロープを下って、岬の突端に立つと右手(島の北側)には寝姿山の姿も望めます。
眼下の紺碧の海を覗くと青白い光が…海底がサンゴの部分は海水が白く光って見えます。
岩の部分は濃いブルーで、この対比も絶景です。砕ける波しぶきの白さも美しく、運が良ければ優雅に泳ぐウミガメにも出合えるかもしれません。



岬の突端に向かって左手には青々と自生した芝生の中に合掌する人間の手をかたどった慰霊塔があります。
第二次世界大戦末期、山口県徳山港から沖縄へ向かう途中沈没した戦艦大和の慰霊塔で昭和43年(1968)に建てられ、高さは大和の司令塔と同じ24mです。
のちに実際には、戦艦大和が沈んでいる場所は、北緯30度43分、東経128度04分(鹿児島県枕崎市の西南西、約200km)水深345m地点と判明しますが、元乗組員の証言『徳之島西方二〇浬ノ洋上、「大和」轟沈シテ・・・』からこの地に建てられました。
平成29年4月7日には「第50回戦艦大和を旗艦とする特攻艦隊戦没将士慰霊祭」が開かれ、節目の年として、ご皇族のご参列も賜りました。美しい景色にゆったりと流れる平和な時間と過去の先人たちが乗り越えた辛く厳しい時間の対比も考えさせられるものがあります。


展望台からは東シナ海を一望でき、海に沈む太陽も!
駐車場には喫茶スペース、戦艦大和に関わる展示スペースを備えた施設もあり、ホッとひといき落ち着きながら、歴史も学ぶことができ、現在の平和な時間への感謝の気持ちが湧いてくることでしょう。

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犬田布岬の情報

スポット名 犬田布岬いぬたぶみさき
住所  鹿児島県大島郡伊仙町犬田布
管理者 伊仙町きゅらまち観光課
電話番号 0997-86-3111
料金(入場料等) 無料
駐車場の有無 有り(約50台)
その他設備
  • トイレトイレ
アクセス 徳之島子宝空港より車で35分・亀徳港より車で40分

アクセスマップ

犬田布岬